延期経緯

このページの目的


2010年3月13日に開催予定していたBRM313登戸軽井沢は開催を延期しました。該当のページは開催情報をまとめるため、延期に関する経緯や理由は本ページにまとめ、記録とします。

3月13日確認

延期を決定したものの、我々開催スタッフは疑念を持っていました。その判断は正しかったのか、雪の日の後の暖かい日々で走行可能な状態になっていたのではないか、と。BRMを延期するということは、参加者が折角捻出した休日の計画を変更してもらうことであり、今回の場合、片道行程の為、もちろん個別事情でありますので主催者の責任ではありませんが、参加者の交通機関や宿泊の予約も無にすることを意味します。また、日本において主催計画が狂ったということをACPにも知らせることであります。かように影響の大きな決定でしたので、妥当性について悩んでいました。

開催される予定であった3月13日、出走を予定していた他のスタッフが確認のため本コースを走ってくれました。(彼の家族は別行動で軽井沢で合流する予定であり、宿泊のキャンセルをしなかったというのが本来の理由です) 以下に確認報告を掲載します。やはりコンディションが悪く、延期が妥当だっという判断でした。

妻と子供は車で・私は自転車で軽井沢へ
AM5:00前に布田橋をスタート
今年走った4回のBRMの中で一番温かく感じました。
青梅を過ぎるあたりから道路わきに雪の固りが見え出すと吹上トンネルの先は雪国に変わってました。
成木街道に入り小さなトンネルでしたが天井からの雨垂れで路面が凍結してました。
小沢峠を過ぎると前日の雪を除雪車で路肩に寄せた量が多くなり道路幅がかなり狭くなり
路肩の雪が溶けて路面は濡れた状況でした。名栗の集落から山伏峠までは道幅も狭くなり上りもキツく成ります。
路肩の寄せた雪が一段と多くなり狭い道幅をより狭くしてました。
山伏峠の途中の温度計が3℃
もしBRMであれば先行集団は1時間前に通過して凍結で事故るなと考えながら登って行くと4輪駆動の車が谷に落ちる事故現場に遭遇!!
先のR299の秩父までの区間は路肩の寄せた雪が多いいのと大型ダンプ・セメントを積んだ大型トレーラーが多く冷や汗をかきながらPC1に辿り着きました。
この頃から気温も上がりR299~K37~K44と順調に進みましたが、K13との交差点(かなりの山奥です)で
大型ダンプの渋滞にハマり道路を走れず歩道走りました。

PC2の手前10KMぐらいから向かい風が強くなり残り25KM(碓氷峠)を3時間掛かってゴールに辿り着きました。
軽井沢は、真冬でした。


下見

2月27日、28日の下見

ルートに走行に不適切な箇所を発見し、大幅な迂回ルートを設定した。(2月28日発表)

問題となった箇所
  • 軍畑-成木街道間:
    • 状況: 工事中、100台の自転車通行は不能。
    • 対処: 梅ヶ谷峠の里山気分をあきらめ、青梅経由小曽木街道、新吹上トンネル経由で名栗村に入ります。
  • 志賀坂峠、湯の沢トンネル(塩之沢峠)下り:
    • 状況: すべり防止用の砂が大量に撒かれており、対向車等でブレーキをかけるとスリップ、転倒で事故の恐れあり。
    • 対処: 代替ルート検討中

コース設計のために下見は去年3回行ったのですが、5月、7月、10月と雪の季節がかなりすぎてからとなり、この季節の状況を把握できていませんでした。BRM成立と、発着点の変更はしない方針で検討を行っております。参加者の皆様にはコース変更で準備が難しくなるなどありますでしょうが、ご了承をよろしくお願いいたします。

志賀坂峠の状況


群馬側ではすべり止め用の砂が大量に撒かれていました。この砂に乗ると、ロードレーサーのタイヤでは大変滑りやすいです。この坂は斜度が大きく、自然と速度が出ます。過去の下見の際にはブレーキを適切にかけることによってコーナーが曲がれましたが、この砂では減速ポイントが非常に限られます。対向車が現れた際に充分な減速ができず、転倒や衝突の危険が予測されます。

頂上付近は以下の写真のように全面に砂が乗っています。

少し下ってもコーナーに残っています。追い越し車両などがあると砂地に追い込まれ、危険です。

砂がなければとても良いコースなのですけど、しかたありません。上野村の観光案内所に尋ねたところ、4月下旬にならないと砂の除去はしないそうです。


塩ノ沢峠(湯の沢トンネル)下りの状況

塩ノ沢峠の下りも同様に砂が撒かれています。こちらも滑りやすいです。


3月6日の迂回ルートおよび軽井沢積雪の状況

再検討コース案内:3月5日発表

ほぼ決定版の再検討コースのキューシートです。3月6日に試走して来ます。週末にしか地図読みができない方に。
土坂峠はさらに砂が撒かれていましたし、鬼石からのR462は工事場所が多い。結局上野村通過は諦め、迂回路を探すと秩父の山の裾野をぐるりと廻るコースとなり、オダックス埼玉コースをかなり引用させていただく形となりました。
もう、オダックス埼玉の方に足を向けて寝られません。走ってて良かった、221安中。



3月6日(土)雨の中泥だらけになりながら試走して来ました。やっぱり頂上ゴールはスリリングで、麓では余裕を感じていても登るにつれ、制限時間が気になります。それでも各コンビニに挨拶してまわり、完走して、注意箇所を整理して「やれやれ来週を待つのみ」と安堵した翌朝の軽井沢の状況↓


雪です。3月9日、10日とさらに降り続き、気温はずっと氷点下との予報です。...... 雪景色はとっても綺麗なんですけど、再度検討致します。
軽井沢のゴールはかなり危うくなっています。時期の見積が甘く、申し訳ございません。

3月11日の車での青梅の状況視察

3月11日(木)車で下見をして来ました結果、残念ながらBRM313の開催は延期することと決定いたしました。参加予定の皆様には直前の告知をお詫びするとともに、ご了承をお願いいたします。(3月11日深夜発表)

判断理由

  • 武蔵五日市から青梅への二ツ塚峠で既に大量の降雪があり、除雪はしてありますが、雪で道幅が大変狭くなっていました。
  • 吹上トンネル出口からの成木街道では、路面に残雪や凍結があり、ダンプカーが滑っておりました。このように他の車両の事故に巻き込まれる危険性があります。また、ドライバーも我々サイクリストも雪に慣れておりませんので、事故の可能性が高くなると考えております。
  • 山伏峠へのアプローチの前から積雪がひどく、R299経由で視察に向かおうとしましたが、R299は飯能から正丸まで積雪のため通行止めでした
  • 碓氷峠の状況を軽井沢在住の知人に尋ねたところ、碓氷峠(R18)は除雪の対象ではないとのことでした。また、軽井沢の天気予報を見ると、11日、12日、13日でも午後にならねば気温が5℃以上とならず、雪が溶けにくい状態だと思われます。
  • 秩父、青梅の峠も標高が高いところは雪が多く、気温が上がらないので土曜までに安全に通過できる確認が取れません。

以上をもって、開催をするには危険だと判断し、3月13日の開催を断念しました。

代替コースの検討もしてまいりましたが、コース全域にわたっての変更が必要となり、コースの安全確認ができないことから、代替コースでの開催も不能と判断しました。

延期日程

決定次第告知します。5月以降となる予定です。延期して開催する日程はBRM313参加者の全員の都合の良い日というわけにはいきませんので、ご都合が悪く参加できない方にはお詫び申し上げるとともに、ご了承をお願いいたします。

今回の参加予定者の方に参加資格があります。追加の募集は行いません。

3月11日成木街道の様子

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