このページの目的我々が定番コースを継続して開催していくなかで、質問を頂きました。それらについて考えていることを書くことがこのページの目的です。
開成町スタートについて開成町をスタート地点にすることについての質問を受けました。小田急沿線でももっと新宿に近い所の方が便利が良いのにと。川崎市に住む我々も、山中湖に行くときは尾根幹を進み、青山から道志みちに入ります。 我々が開成町をスタート地点にしているのは、ひとえに、国道246号線の秦野周辺を朝の時間帯に通りたいだけです。このコースでの開成秦野間の246代替ルートはどれも距離が長くなるか、さらなるアップダウンを招きます。結局、現状の246を使用するルートを選択するしかないのですが、スタート地点を厚木に近い場所にすると、夕方の混雑時に246を走ることになります。太陽が出ていて明るく、まだそんなに渋滞していない時間に秦野付近の246を通したいという意図です。
ルート作成について5,6人の少人数で、かつ行動が予測できる仲間たちと走る際には、渋滞区間や裏道のような区間も通るコースを考えるのですが、ブルベではやめています。100人近い人が通りますので、生活道路をコースとすると地元の人が困ることも多いでしょう。また、100人いれば、渋滞箇所や危険箇所での事故リスクは100人分となります。これは個人の技量の問題ではなく、確率の試行数の問題です。ブルベは参加者への自己完結を求めるものではありますが、コース作成の際には考慮しています。 また、キューシートを元に予習しやすいよう、できるだけ番号付きの道路を通り、名前付きの信号で右左折するように心がけています。
アップダウンについて我々はどちらかといえば、大きく登って大きく下るコースが好きです。十里木に着いたら、後は下るだけ。カタルシスを感じてください。そのために今後も反時計回りで一周します。 時々、富士山一周は「上りの多いコース」として紹介されます。でも、最後にはスタート地点に戻ってきますので、このページをお読みのみなさんはそう言われたら「下りの多いコースです」と応えて下さい。 ちなみに、平坦の多いコースは、大概風が強いです。プロフィールだけ見てフラットだと喜んでいると罠にかかります。お気をつけ下さい。
同じコースを続けることについて新しいコースを走るのも新鮮ですが、毎年同じコースを走るのも楽しいものです。例年同じ時期に同じコースを走ることにより、今年の体調は例年に比べてどうかと比較できます。天候によって難易度が変わるのも、例年走っているからこそ比較できます。 また、道路の変化、民家の犬の成長ぐあいや、今年の藤棚の様子など、沿道の変化を見るのは興味深いです。富士山一周の場合では、国道469号の変化が著しかったです。当初は一部林道のような区間が残り、地形に合わせて細かくアップダウンしていました。(今は道が広くなった代わりにトラックが通る道になってしまいました。)
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