過去に何人かのサイクリストが仲間が走行会に出
ているので応援に伴走をしたことがあります。この伴走について注意を喚起します。
ブルベは一般の道を使うものですので、他のサイクリストが同じ道を走る
ことにとやかく言える立場ではありません。しかし、伴走者は多くの場合「単に同
じ区間を同じ時間に走る」のではなく、参加者と同じグループで走っている
のでBRMと無関係とは言えない状況です。AJ神奈川としては現状では厳しく扱う
必要は無いと考えていますが、
伴走には以下の問題がありますので、一応認識をしておいて下さい。
BRM参加者規則の違反
BRM参加者規則7条に定める第三者のサポート禁止に抵触します。
厳しくとれば、伴走された参加者は失格となります。
この規則はPBPがレースとして行われていた時代に、走者とは別に各
区間に走者を引くアシストのサイクリストを準備していたという背景があり、
BRMとレースとを
明確に区別することを目的とした規則です。日本では既にレースとは明確に区別する
形でBRMが広まっているのでこの規則が念頭に置いているように
走者をずっとサポートするという形態は無いとは思います。しかし、
BRMは参加者が自力のみで走破し、
PC以外での第三者のサポートを禁止することを特徴としています
ので、この規則を形骸化させるのは止めにしたいと思います。
他の参加者との関係
全行程を伴走する方は稀でしょうが、
主催者の認定作業やコース
作成、下見などの費用を、参加費という形で参加者全体が分担しています。
参加費を支払っている他の参加者に対する道義的な問題が生じるでしょう。
保険の問題
伴走者が事故を起こしその伴走者が無保険の場合には、大会主催者へ責任がかかる場合も考えられます。そういう事態は、 BRMの継続的な開催に支障を生じます。
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